yukicoder No.1022 Power Equation
問題:No.1022 Power Equation - yukicoder
解説を読んだものの、自分で消化するのに苦労したので記録。
まず、を満たす条件を考えてみる。
のとき・・・・・・が何でもよいので通り
のとき・・・・・・ならばよいので通り
かつのとき・・・・・・通り
よって、全部で通り。これらは別に数えておいて、それ以外を考える。
なので、大き過ぎて実際に計算していくのは無理。そこで、自分で具体例を作ろうとしてみると次のような方法が見つかった。
これを逆に考えると、という式はを変形して
(ただし)
という形に出来ることが分かった(素因数分解の一意性から、必ずできることは証明できそう)。それでは、これにあてはまるを数え上げればいいかというと、大きな問題がある。それは、が異なっていてもの形にした時に同じ式になってしまう場合があることだ。例えば、
という式は
という形にも
という形にもできてしまう。よって、重複が出ないような数え上げ方が必要になる。そのために、数え上げのルールを1つ追加する。それは、
が互いに素になる場合だけに限定する
というもの。前述の例で言えば、下の形だけを許すことになり、上の形を重複して数えることはなくなる。さらに、但し書きのから(は自然数)となるので、まとめると
(ただしは互いに素)
ということになる。 あとは、を全探索して、そのときのが何通りあるか数えていく。なので、が最小の2の場合を考えても、はぐらいまででよさそう。についても同様。